10年に1度しか咲かない!?

2024年の夏といえば、パリオリンピックではないでしょうか。
開幕まであと30日ほどとなりました。
オリンピックは国際的なスポーツの祭典であり、各国を代表する選手が様々なスポーツを行い、その得点や出来栄えなどを競う歴史ある大会です。
オリンピックに対して我々が熱狂する理由の一つとして、4年に一度開催されるという点も大きいことでしょう。


しかしオリンピックを目前に控え、萬念寺境内では10年に一度の出来事が起こりました。
本堂に向かって右側にある蘇鉄(ソテツ)に花が咲きました。
ソテツはヤシの木に見た目が似ている観葉植物で、私が小さい頃は「パイナップルの木」と勝手に呼んでいました。
はるか昔のジュラ紀から生息していたため『生きた化石』とも呼ばれる植物です。
そのようなソテツの開花は10年に1回で、その珍しさから、ソテツの花は縁起物とされ『幸運を運ぶ』とも言われているそうです。
今回咲いた花は雄花で、もう少し日にちが経つとトウモロコシのような見た目になるそうです。

開花時期は6月~8月頃までとのことですので、ご来寺の際は探してみてください。

〔参考サイト:https://tokyo-kotobukien.jp/blogs/magazine/22849#google_vignette〕

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萬念寺